お客様第一じゃなくて良い。それよりも大切なこと

ビジネスの基本は、お客様を第一に考えること。

どこの会社でもいう”当たり前”の話ですが、それは本当でしょうか？
というか、私はそれと同じくらいかそれ以上に大切なことがある気がします。

お客様第一だからといって、自分は休みも取らず疲れ切った顔を引き攣らせながら笑顔を作ることがお客様第一になるのでしょうか。

毎日17時間調理場で働いているのが本当にいい仕事なんでしょうか？

何か違うと感じたので、今回はそんな話をしてみます。

お客様を第一に考える。

お客様第一

どこの会社でも言われる”当たり前”の話ですが、今回言いたいのはお客様第一を考えるけど
自分は大切にしなくて良いのか？

という事です。

お客様と同じくらい、自分や周りのスタッフも同じくらい大切に考えるべき事だと思います。
今の職場のスタッフの状況を見ていると、色々と疑問が湧いてきてしまいます。

お客様第一と言いながら、自分は休みも取らずに毎日15時間以上働いていて常に眉間に皺を寄せているマネージャーや、調理場に関しては、朝の6：30から始まり帰るのは深夜。

そんな状態で本当にいい料理が作れるのか疑問に思ってしまいます。

そんな状態で働いているので、現場のマネージャーはミスをしたスタッフを公開処刑のようにインカムを飛ばすのが日常茶飯事です。
もう少し自分に余裕があればもう少し違った対応の仕方もあるんじゃないかと思ってしまいます。

働いていると、自分は楽しまず無理しているんだから、周りも同じようにやれといっているように感じてしまいます。

現在の日本のサービス業を見ていると、いまだに自分を犠牲にして働くことが”良いこと”になっていると感じます。

しかし、私はそれではいいサービスはできないと考えています。

私はお客様を第一に考えるのと同じくらい、自分を大事にすることも考えていないとお客様にも本当のいいサービスにならないのではないかと。

もし本心から、休みもいらない毎日17時間でも働く。
という人ががいればそれはそれで良いです。

私は自分の限られた命の時間を使う以上、お客様と同じくらい自分も幸せになる方法を模索していきたいです。