皆さん、こんにちは。前回お伝えしたLLACハウスオープンの続きをお話しします。今回は、驚きのゲストハウス体験と四国カルストの絶景をご紹介します。思わぬ出会いと発見に満ちた旅の続きをお楽しみください。
【衝撃的なゲストハウス：しまなみゲストハウス南風荘】
LLACハウスのお祝いの後、私が宿泊したのは島内にある
「しまなみゲストハウス南風荘」。
最初の印象は正直なところ、「本当にここに泊まるの？」という驚きでした。右側の納屋なんかは簡単な地震でも壊れそうな雰囲気でした。
到着時、20代くらいの若いオーナーさんとそのお母さんが床の補修をしていて、息子さんは畳を剥がしながらがっつりDIYをやっていました。
正直、「大丈夫かここ」と不安を感じずにはいられませんでした。
僕が予定より早く到着してしまったため、オーナーさんたちは作業を中断して簡単な説明をしてくれました。そして、あっという間に帰ってしまったのです。
それから1人出この家でのんびりしていると、「なんか地元のおばあちゃんの家に来たみたい」という印象でした。
しかし、これは決して悪い意味ではありません。1日過ごすうちに不思議と落ち着いてきて、最後には安心感すら感じるようになりました。昔ながらの日本家屋の温かみが、まるで「おばあちゃんの家」のような居心地の良さを醸し出していたんです。最近の家にはない、昔の家‥…多分40代以上の方なら何となくわかってもらえる気がｗ
残念ながら、本来なら美しい夕焼けが見える場所だそうですが、この日は雲が多く霧も出ていたため、絶景を楽しむことはできませんでした。しかし、その代わりに翌朝、海沿いで久しぶりに朝の散歩を楽しみ、爽やかな朝日を浴びることができました。
【ゲストハウスって何？】
ここで、ゲストハウスについて知らない方のために少し説明しておきます。ゲストハウスとは、ホテルとは違い、過度のサービスはなく、シンプルなサービスに特化した宿泊施設です。多くの場合、宿泊スペースはドミトリー形式で、2段ベッドが部屋に複数置いてあるのが一般的です。
ゲストハウスの特徴として、朝食などのサービスがなく（施設による）、トイレ、浴室（シャワー）、キッチンは共同利用です。連泊してもベッドメイキングなどのサービスはありません。その分、料金がとても安いのが大きな魅力です。私の経験では、2,500円から4,500円程度が相場だと思います（個室やカップルタイプは別料金）。
40代以上の方には、ゲストハウスというと民宿の下位互換のようなイメージを持つ人もいるかもしれません。昔は大部屋で雑魚寝というイメージでしたが、今はさまざまな新しいタイプのゲストハウスが登場しています。まだ泊まったことがない方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。思わぬ出会いや体験が待っているかもしれません。
【四国カルストの絶景】
ゲストハウスで一夜を過ごした後、私は次の目的地、四国カルストへ向かいました。出発前に、LLACと今治市が共同で実施しているデジタルスタンプラリーに参加するため、今治市内を少し回ってから四国カルストへ出発しました。
四国カルストは、愛媛県と高知県の境に広がるカルスト地形で、日本三大カルストの一つとして知られています。標高約1,400メートルの高原に、白い石灰岩の露頭や崖が点在し、独特の景観を作り出しています。
カルスト地形とは、石灰岩が長い年月をかけて風化や浸食を受けてできたもので、特徴的な岩肌や草原が広がる風景が魅力です。四国カルストでは、緑豊かな高原に点在する白い石灰岩の露頭や、石灰岩でできた崖、洞窟などを見ることができます。夏には放牧された牛が見られ、のどかな牧草地の風景を楽しむことができるのも、四国カルストの魅力の一つです。
四季折々の自然美を楽しめるだけでなく、星空観察のスポットとしても人気があり、ハイキングやドライブコースとしても観光客に親しまれています。私にとって初めての四国カルスト体験でしたが、他では見ることのできない珍しい地形に心を奪われました。
最後に、四国カルストの牛から作られる牛乳アイスを味わって、心も体も冷やしてから次の目的地へ向かいました。
【次の目的地：宇和島へ】
四国カルストを後にし、約2時間のドライブで愛媛県宇和島に到着しました。宇和島でも素敵なゲストハウスに泊まる予定ですが、その詳細は次回の記事でお伝えします。どんな驚きと発見があったのか、ぜひお楽しみに！
旅の醍醐味は、予想外の出来事や場所との出会い。今回の旅では、最初は不安だったゲストハウスが心地よい思い出になり、カルストの絶景に心を奪われました。そして、地域の特産品を味わうことで、その土地の文化や歴史にも触れることができました。
皆さんも機会があれば、ぜひ四国の魅力を体験してみてください。ゲストハウスという新しい宿泊スタイルに挑戦したり、カルストの絶景を眺めたりすることで、きっと新しい発見があるはずです。
次回は宇和島のゲストハウス体験をお届けします。どんな出会いと驚きが待っているのか、私自身もわくわくしています。お楽しみに！
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