「友人が債務整理をしないと決めた理由|260万円の借金と31歳の選択」

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債務整理

去年の年末、今のリゾバ先の同僚スタッフが260万円の借金で自己破産を考えているという相談を受けました。

関連記事:その時の相談についてはこちらの記事に詳しく書いています

今回はその後の彼が決断したので、それにまつわる話です。

ちなみにその時僕は、この借金の額と君の返済能力を考えると自己破産はもったいないという話をしました。

その後彼は以前からお付き合いのあった方と結婚をしたり、奥さんに借金のことを話してかなり怒られたと言っていました。

それで今回の記事では、その後の彼がどのような理由でどのような選択をしたのかを書いてみようと思います。

これを読んでいるあなたも、自分の状況と照らし合わせながら読んでみてください。

この記事でわかること

・債務整理を考える前にするべきこと → 状況の整理

・債務整理しないほうがいい状況とは

・借金で困っている時ほど相談が大事


友人が自分で調べて考えたこと

以前彼と話した時は、今の状況では自己破産をするしかないと彼は考えていたようです。

複数社からの借金が約260万円ほどあり、どこから返済したらいいのかわからない。

「もう今の状況に疲れた。」

彼はそう言っていました。

そりゃそうですよね。

20代の頃から10年近く借金と付き合ってきて、ここ数年は個人としてはかなり大きい借金を抱えながらの生活。

かなりプレッシャーがあったと思います。

それでも彼は今後の夢として、自分の飲食店を開きたいとも言っていました。

彼と話していて、ひょんなことから僕が自己破産していることを話したら、彼から相談を受けたんです。

今借金があり自己破産を考えていると。

僕との相談の後、彼も色々自分なりに調べたみたいです。

自己破産する人の特徴や、借金の金額などについて。

債務整理の専門家のサイトも見た、YouTube動画も見た。

僕も自分の記事を送って、一度考え直したほうがいいと言いました。

その結果、彼は「今はしない」と判断したそうです。


なぜ債務整理をしない方がいいと判断したのか

それではなぜ僕が債務整理をしないほうがいいと判断したのでしょうか。

結論から言うと、彼なら2年で完済できると思ったからです。

1、彼の状況を整理してみた

正直、彼の借金の金額と返済している金額を聞いた時、「もったいない」と思ったんです。

確かに260万円という金額自体は少ない金額ではないです。

でもその彼は今のホテルで管理職の立場で、お給料もボーナスもある状態。

毎月17万円以上返済していると言っていました。

今回この相談を受けてから僕なりにも色々調べてみました。

chatGPTにも聞きましたが、260万円の借金で返済額が17万円くらいなら、おそらく2年くらいで返済が十分に可能です。

それなのに債務整理するなんて勿体無いと思いました。

2、債務整理のデメリットが大きすぎる

それに仮に債務整理した場合、彼の今後の夢である自分のお店を持つという点を考えるとかなりのデメリットになるでしょう。

ブラックリストに載ることで今後銀行などから融資を受けようと思った際、間違いなく融資を受けることができなくなってしまいます。

僕のように自己破産した場合、ブラックリストにも名前が載ってしまうし、5〜7年はクレジットカードを持つこともできません。

それは彼の夢にとっても間違いなくマイナスです。

31歳という年齢で、確かに借金はあるけど、結婚もしてこれから色々なことができる状況。

そんな時に債務整理でブレーキをかける必要はないと思いました。

3、環境も整っている

今の職場は石垣島の近くの離島にあり、寮も格安で借りれて(僕は無料ですが)食費や水光熱費が多少かかったとしても十分に暮らしていける場所です。

ホテルの管理職として役職手当もあり、残業したらその分お給料としてきちんと支給されているようです。

普通に毎月17万円の返済ができる職場も珍しいと思います。

おそらく今回の件で、彼自身もお金の使い方には今後慎重になるでしょう。

自分でお店を持った際も、僕のように無駄使いをするわけではなく堅実に経営ができるんではないかと思います。

でもその気持ちもわかるんです。

毎月返済に疲れ、債務整理したらこの地獄から解放されるんじゃないかって思うのも。

だからこそ、誰かに相談することが大事なんだと思います。


結婚したばかりで奥さんに話したエピソード

それと、彼と話していて気になっていたのは、近々結婚するという話が出ていたことでした。

この借金のこともそれまでは奥さんには言っていなかったそうです。

というか、借金自体あることは言っていたそうですが、奥さんに伝えていた金額は本来の借金の金額の10分の一の金額で伝えていたそうです。

そこで僕は彼に言いました。

「今度話し合いをして、必ず正直に全てを言いなさい」と。

借金自体は正直いいことではありません。

ただ、それを過去のこととして一緒に進んでくれるのであればまだ未来が見えるのではないかと思うんです。

結局この話をした後に正式に二人は結婚することになったそうです。

もし借金の件で、結婚が破談になるのであればそれもそれ。

縁がなかったと思って次に行けばいいことです。

幸いなことに彼らは子供ができてはいないので、二人だけの問題で済ませられるからです。

でも最終的には、奥さんにも借金の件は全て話して今は奥さんの尻に敷かれているようですw

結婚の形は様々ですが、今回のように少なからず結婚の前に借金の件を話しておいて良かったのではないでしょうか。

ご主人(同僚スタッフ)がお金に少しだらしないところがあるとわかれば、奥さんとしてもしっかりと管理してくれるのではないでしょうか。

それにしても、結婚できなかった僕としては、こうして一緒にいられる相手がいるだけで正直羨ましい部分もあります。

一人で考えるのは正直辛い時もあります。

それよりは二人で一緒に頑張っていってくれればいいと思います。


相談することの大切さ

ここで考えて欲しいことは、借金について悩んでいる時はまずは誰かに相談することです。

彼が結局債務整理しない決断をしたのは、少なくとも僕に相談したことが要因の一つになっているはずです。

とはいえお金について相談するのは相手も選ばないといけないので、少し難しいことですが。

でも借金のことは、一人で抱え込むと「もうダメだ」「これ以上耐えられない」と追い詰められてしまいます。

彼も言っていましたが、僕に話したことで「少しだけ考える余裕ができました」と。

僕も経験があるので分かりますが、借金で頭が回らなくなってしまうと本当に周りが見えなくなってしまうんです。

何をしても、何をしていても考えるのは返済のことばかりになってしまいます。

そんな時は正直いい考えなんて浮かびません。

それよりも、自分の中で考えていることを一回外に出す。

専門家じゃなくてもいいので、客観的に判断してくれる相手を見つけることが重要です。

もし僕のように債務整理経験者がいればいいし、いなければ友人に話すことでそれまで見つからなかった方法が見つかることもあります。

まずは誰かに相談してみましょう。

債務整理を考えたほうがいい人・しないほうがいい人

最後に、債務整理すべき人とすべきでない人の簡単な特徴を考えてみましょう。

これを読んでいるあなたも、自分がどちらなのかを考えてみてください。

債務整理を考えたほうがいい人

・返済能力が明らかにない

・収入に対して借金が多すぎる

・毎月の返済で生活が破綻してる

債務整理を考えたほうがいい人の特徴は、現時点で返済能力がない人や、収入に対して借金の金額が多過ぎる人です。

今回の彼みたいに、借金の金額が260万円でも返済能力があるのなら債務整理しなくても2〜3年で完済できる可能性があります。

逆に言えば、同じ金額でも状況次第では債務整理を考えるべきケースもあります。

例えば、

・250万円の借金だけど、月収15万円のアルバイト生活が続いている50代

・150万円の借金だけど、持病があって月の半分しか働けない40代

・100万円の借金だけど、シングルマザーで子育てと仕事の両立で精一杯

こういった状況なら、返済計画を立てるよりも債務整理を検討したほうがいい場合もあるんです。

それに毎月の返済で生活が破綻している人も債務整理を考えたほうがいいでしょう。

仕事をしていたとしても、都市部で生活していれば固定費も高くなってしまいます。

僕も債務整理した時は東京で生活していたのでよく分かります。

毎月手取りで25万円あったとしても、家賃や光熱費その他で15万円近くかかってしまいます。

そんな時に返済額が10万円近くあれば間違いなく生活は成り立たないでしょう。

諸々のことを考えると、収入と返済金額と生活を鑑みて債務整理をするかしないかを考えたほうがいいでしょう。

債務整理しないほうがいい人

・安定収入がある

・完済までの道筋が見える

・年齢的に再起しやすい

債務整理をしないほうがいい人の特徴は分かりやすいです。

借金の金額もさることながら、安定して収入がありそれを一定金額を返済に回せる人です。

それに金額やご自身の状況を冷静にみて、完済までの道筋がわずかでも見える場合は債務整理には向いていません。

また大事な要素としては、年齢的な問題もあります。

僕が債務整理をしたのは40代になってからですが、今回の友人のように30代の場合は正直債務整理をせず再起する方法を考えてみましょう。

僕の場合は、若い頃の夢だった自分のお店を持ちそれが原因で債務整理をしたので、確かにもっとうまくやる方法があったのではないかと思うこともあります。

しかし、年齢のことやこれからのことを考えると700万円の借金を返し終わるのに10年近くかかってしまうので、僕の場合は債務整理を選択しました。

もしこれを読んでいるあなたの状況が、安定収入があり完済までの道筋が見える状況であればまずは返済する方向で考えることをお勧めします。

ご自身の状況をまずは冷静にみれる相手に相談してみましょう。



まとめ

今回の記事で言いたいことは、債務整理は今の状況を変えるための万能薬ではないということです。

もし返済できるのであれば返済したほうがいいです。

僕のように返済ではなく債務整理を選ぶにしても、友人のように返済の目処が立ってそれに進むにしても、まずは誰かに相談するのが大事です。

一人で悩まず、自分の状況を客観的にみて判断してくれる相手に相談してみましょう。

一人で悩まないでください。

今回の記事は、債務整理をしない判断をした話ですが、前回の記事で僕がなぜ債務整理を選んだのかを分かりやすく説明しています。

判断材料として良かったらご覧ください。


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