あなたは今、人生の岐路に立っているかもしれません。40代に入り、これまでの人生を振り返る中で、何か新しいことに挑戦したい、でも一歩が踏み出せない。そんな思いを抱えていませんか?
私も同じでした。40代になって初めて、自分の人生を本当の意味で見つめ直すきっかけを得ました。そして、苦手なことに挑戦することで、驚くほど人生が変わっていったのです。
今回は、私自身の経験を通して、なぜ苦手なことに挑戦することが人生を変える鍵となるのか、そしてどうやってその一歩を踏み出せばいいのかをお話しします。
なぜ行動できないのか?
まず、自分自身の苦手なことについて考えてみてください。
・数字の管理が苦手
・人と話すのが苦手
・営業が苦手…。
誰にでも、そういった苦手なことがあるはずです。
私の場合、中長期の予定を立てることがとにかく苦手でした。
この先本当に予定通りいくのか不安で、いつも直前に決めることが多かったです。数ヶ月先の旅行計画を立てたり、人と会う約束をすることさえ、大きな壁のように感じていたのです。
なぜ、そんなことが苦手だったのでしょうか?振り返ってみると、以下のような理由が見えてきました
- 考えることを放棄していた
- 新しいことを知ろうと思っていなかった
- パートナーに頼り切っていた
つまり、自分で考え、行動する機会を自ら避けていたのです。これは、あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?
転換点:環境の変化が新たな挑戦を生む
その後、
私の人生が大きく変わったのは、世界的な感染症の流行がきっかけでした。それまで当たり前だと思っていた日常が一変し、強制的に新しい生活様式を求められたのです。
この急激な環境の変化は、私に新たな視点をもたらしました。毎日15時間以上働いていた生活から、突然の自宅待機。そして、それまで考える余裕すらなかった「自分の人生」について、じっくりと向き合う時間ができたのです。
そして43歳のとき、大きな決断をしました。移住です。
当時の彼女には理解されませんでしたが、自分の中で「何かを変えなければ何も変わらない」という強い思いがありました。そして、その決断が私の人生を大きく変えることになったのです。
苦手なことへの挑戦:小さな一歩から
移住を決めたことで、否応なしに苦手だったことに向き合わざるを得なくなりました。旅の日程を組む、旅費を確保する、友人たちへの挨拶…。すべてが新しい挑戦でした。
最初は不安でいっぱいでしたが、「決めた以上やるしかない」と自分に言い聞かせ、一つずつ課題をクリアしていきました。そして気づいたのです。苦手なことに挑戦することで、自分の中に眠っていた可能性が少しずつ目覚めていくことに。
移住したときの記事はこちら
40代からの新たな挑戦
移住後も、挑戦は続きました。ネットでお金を稼ぐ方法を模索したり、憧れだった沖縄への短期移住を実現したり。今は大分県で3つのバイトを掛け持ちしながら、新しいことにチャレンジし続けています。
以前の自分なら「無理だ」と諦めていたことも、今では「やってみよう」という気持ちで取り組めるようになりました。これこそが、苦手なことに挑戦し続けた結果なのです。
もしあなたが「人生を変えたい」と思っているなら、苦手なことへの挑戦が大きなきっかけになるはずです。しかし、いきなり大きな変化を求める必要はありません。小さなことから始めてみましょう。
人間には「現状維持バイアス」があります。変化を恐れ、現状に留まろうとする本能があるのです。特に40代になると、この傾向が強くなります。でも、そんな自分と向き合い、少しずつ変化を受け入れていくことが大切です。
挑戦する上での注意点
最後に一つ、重要な注意点があります。苦手なことに挑戦することは大切ですが、無理をしすぎてはいけません。例えば、明らかにブラックな職場に転職するなど、自分を追い込みすぎるのは本末転倒です。
最低限の環境を確保した上で、少しずつ挑戦の幅を広げていくことが大切です。そうすることで、40代からでも確実に人生を変えることができるのです。
40代で人生をあきらめるのはまだ早いです。
むしろ、これからが本当の意味での挑戦の時期なのかもしれません。
苦手なことに向き合い、少しずつ克服していくことで、あなたの人生は確実に変わっていきます。
その変化は、あなたが想像している以上に大きなものになるかもしれません。
今日から、小さな一歩を踏み出してみませんか?それが、あなたの新しい人生の始まりとなるはずです。
私も、まだまだ挑戦の途中です。これからも新しいことに挑戦し続け、その経験をシェアしていきたいと思います。あなたの挑戦が、素晴らしい結果につながることを心から願っています。
一緒に、40代からの新しい人生を歩んでいきましょう。
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