【書評】限りある時間の使い方

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おすすめ書籍

今日読んだ本はこちらです。

最近は紙の本と、オーディブルを併用するようにしています。
ゆっくり読むときは紙の本、でもどうしても時間がないときは出勤時間にも気軽に聴けるオーディブルを使うようにしています。

今日はこの本の感想シェアさせて頂きます。

1. 本の基本情報

限りある時間の使い方を、現代人に分かりやすく解説している本。

  • 限りある時間の使い方
  • オリバーバークマン(高橋 璃子翻訳)
  • けんぞう(ナレーション)
  • かんき出版

Amazonオーディブルの利用
この本はAudibleでオーディオブックとして利用可能です。ナレーターのけんぞうによる朗読は、[特徴(例:臨場感あふれる/落ち着いた)]声で物語を引き立てています。総再生時間は約[X]時間で、通勤や家事の合間に楽しむのに最適です。


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2. この本を選んだ理由

なぜこの本を読もうと思ったか。

人間の寿命は80歳まで生きる場合、
人生は4000週間、90歳まで生きる場合、4700週間、人類最長寿とされた122歳の場合、6400週間と言われているそうです。

私は現在47歳なので、すでに約2450週間すぎたことになります。
もう半分以上たっている…

残りの人生の時間をどう使うのか、それを考えるいいきっかけになると思って読み始めてみました。

3. あらすじ

「時間の使い方を考え直そう:幸せな人生のヒント」

みんな「時間が足りない!」って思ったことありますよね。
仕事や家庭のことで、やりたいことをする時間がない。

この本は、そんな人たちに新しい考え方を教えてくれます。

まず、この本は「頑張って効率よく時間を使おう」というよくある考え方は間違いかもしれないって言っています。えっ、そうなの?って驚くかもしれませんね。

「今は我慢して、将来楽しいことをしよう」なんて考えたことない?
でも、本当にそんな時が来るのかな?この本は、そういう疑問にも答えてくれます。

この本を読むと、今まで当たり前だと思っていた時間の使い方について、新しい見方ができるようになります。
「忙しい=えらい」じゃなくて、本当に大切なことに時間を使うのが大事だって教えてくれます。

人生は短いけど、それを焦る必要はないんだって。むしろ、毎日を大切に、楽しく過ごすきっかけにしよう!そうすれば、もっと幸せな人生が送れるかもしれません。

この本を読めば、時間の使い方や幸せについて、新しい考え方が見つかるはずです。難しそうに聞こえるかもしれないですが、自分の未来のためにとても大切なことが書いてあるんですよ。

4. 印象に残った箇所

人生には「今」しか存在しない

人生には「今」しか存在しない(第8章)

時間を所有してコントロールしようという態度は、もう一つの別の弊害を生み出す。
「時間をうまく使おう」という強迫観念だ。
時間をうまく使おうとすればするほど、きょうや明日という日は、理想的な未来にたどり着くための短夏通過点になってしまう。(そんな未来は実際には永遠にやってこないのだけれど)

限りある時間の使い方

「休日を有意義に過ごそう」
「効率的に時間を使おう」
「時間を生み出そう」

そんな考えに囚われていても、真に意味のある時間は訪れないのかもしれません。

飲食店で15時間以上働いても生活が改善する気配がなく、大分県への移住後は逆に時間を持て余す日々。
以前のように時間を意識した行動さえできなくなっている自分がいます。

会社員には戻りたくはないが、自分の時間をどう生きるべきか悩み常に未来への不安を感じ、「今」を生きられていない気がして戸惑うことがあります。

しかし、そう考えること自体が「今」を逃している証拠なのかもしれません。
この本の続きに答えがあるかもしれないと期待しつつ、同時にそう思うこと自体が間違いなのではないかとも感じています。

この悩みに対する解決策は、きっと「今」この瞬間を大切にすることにあるのでしょう。
それでも、その実践は簡単ではありません。

5. 感想

この本は、自分の時間、仕業、そして人生全体について深く考えるきっかけを与えてくれます。

40代までがむしゃらに生きてきた後、ふと立ち止まって

「自分は何をしているんだろう?」

と思うことはありませんか?
私自身、40歳前後でよくそう感じていました。

人生に疲れ果て、借金の重圧に悩まされていた時期。
「このまま死んでしまえば楽になるのでは」と考えたこともあります。
このままでいいのか、常に自問自答の日々でした。

今、自分の立ち位置や人生の方向性に迷いを感じている方にとって、この本は道しるべとなるかもしれません。自分を見つめ直し、新たな視点を得るための一助となることでしょう。

人生の岐路に立つ時、この本が示唆する「今」を生きることの大切さは、きっと心に響くはずです。

6. おすすめ度

この本のおすすめ度は

この本は、私のように40代の方で仕事や人生に何か疑問を感じ始めている人にはお勧めです。
もちろん若い方が読んでも、これから先の人生を考えるキッカケにはなるとは思います。

一度立ち止まって今の人生を考え直すきっかけになると思います。

時間のない方には「聴く読書」がおすすめ

この本に興味を持たれた方には、Amazonのオーディブルでオーディオブック版も用意されています。忙しい日々の中で読書時間を確保するのが難しい方にも、通勤中や家事の合間にオーディオブックを聴くことをおすすめします。

Amazonオーディブルの登録方法や使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。初めての方でも簡単に始められる方法を解説しています。

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