
40代になって、働き方をもう一度見直したくてリゾートバイト(以下リゾバ)に飛び込みました。箱根や沖縄の離島で働いてみて分かったのは、リゾバって「特別な人の働き方」じゃなくて、ちゃんと生活と仕事がセットになった現実の選択肢だということ。
リゾバは若い人のイメージが強いけど、現場には同世代(40〜50代)も普通にいます。接客や調理補助、清掃、売店…仕事はいろいろ。勤務地が変われば暮らしのリズムも変わる。離島は通販が遅い代わりに夜が静かで、箱根は買い物は楽だけど通勤で消耗することもある。良し悪しではなく、自分が今なにを大事にしたいかで選べばいいんだと思いました。
この記事は、リゾバの実態を短時間でつかめるように、
- どんな働き方か(基本)
- 何が良くて、何が大変か(メリット/デメリットと対処法)
- 登録〜赴任の流れ
- 準備チェックリスト(地域別のコツ)
- 向き/不向きの見分け方、収入の目安、FAQ
を、僕の体験を最小限の具体例にしながらまとめました。
まずはこの全体像を押さえて、自分の条件(個室寮・通勤・シフト・期間・前払い可否)を書き出し、複数の派遣会社で条件を照らし合わせてみてください。
リゾバが「自分に合うか」を、ここから現実的に判断していきましょう。
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リゾートバイトの基本
そもそもリゾバってなに?
リゾバは住み込み×短期で働くスタイルです。色々な人がいますが目安は1〜3か月くらい。
その職場と仕事が合えばそのまま延長もできます。中にはリゾバから社員になる人もいます。
勤務地は離島・温泉地・スキー場・観光地など全国に点在しています。雇用は派遣会社を経由するのが主流で、困ったら担当に相談できるのは40代には心強い。
僕は40代で始めたけど、年齢で浮いたことはほとんどありませんでした。大事なのは若さより誠実さ・段取り・体調管理です。朝に「おはようございます」とちゃんと言えるか、それだけで大丈夫ですw
今の観光業界は“人が足りていない”
ここ数年で観光需要は一気に戻ってきましたが、現場では深刻な人手不足が続いています。
帝国データバンクの調査では、旅館・ホテルの約7割が「人が足りない」と感じているそうです(2025年調べ)【出典:帝国データバンク】。

実際、僕が働いてきた現場でも「人さえいればもっと楽になるのに」と言われることが多くありました。
観光地は全国どこも人が足りていません。
だからこそ、40代でも全然チャンスがあるんです。
リゾートバイトは“若い人の冒険”というより、今の日本を支える現場に飛び込む選択肢。
誠実に働ける人なら、年齢よりも「来てくれて助かった」と言ってもらえる場面が多いはずです。
場所で変わる「暮らしのリズム」

離島勤務: 時間がゆっくり流れていて、船の便は少ないし通販はのんびり到着するのが離島です。
例)西表島はバスが上下線とも1日4本しかなく、あるのは飲食店が数軒と商店だけ。最初は不便で戸惑ったけど、夜に外へ出ると波音と満天の星。コンビニはないけど、星を見ているだけで心が落ち着いてくる感じがしました。
温泉地勤務(箱根): 買い物も外食も便利で人も仕事の数も多いぶん、ペースは速く感じます。
例)職場〜寮の送迎バスは渋滞で毎日1時間以上かかることも。便利さの裏側で、体力が少しずつ削られる感覚。だから次からは「通勤時間が短い」を絶対条件に入れようと思いました。生活するには全く問題ない場所でした。
雪国: 冬が本番。朝の空気は痛いくらい冷たいけど、雪明けの光で目覚めるのは悪くない。
→ 良し悪しではなく、今の自分が何を大事にしたいか(静けさ/便利さ/季節感)で選ぶのがコツ。
※僕はまだ雪国の経験はないですが、2026年の冬は北海道に行ってみようかと検討中。
仕事内容

接客: レストランホール/フロント/売店
→ 若い人が多いですが、みんな楽しく仕事をしています。たまに合わない人がいる現場もありますが、そんな時は担当者に相談してみましょう。
裏方: 洗い場/調理補助(僕はここが多い)/客室清掃
→ 接客が苦手だという方は裏方業務がおすすめ。簡単な作業なら洗い場や客室清掃。僕みたいに調理経験が少しでもある方なら、調理師や調理補助で勤務することもできます。作業内容はそれほど難しいことはしないので、安心して申し込んでみてください。
季節系: マリンスタッフ/リフト管理/チケット販売 など
→ 季節系の仕事は、夏には海でマリンスタッフ、冬はスキー場でリフトの管チケット販売や、資格があるならスキー場の管理なんかもあります。
正直、案件の「当たり外れ」はあります。
だから僕は個室寮と通勤短めを最優先にして、仕事内容は接客or裏方どちらでもOKに幅を持たせることにしました。
「絶対条件を2つ、他は柔らかく」。このバランスが、40代でも無理なく続けられるコツだったと思います。
リゾバのメリット
1) 寮費・光熱費がほぼかからない → 貯金しやすい
リゾバのいちばんの強みはここ。寮費ゼロ/光熱費ゼロ/まかないありの案件が多くて、固定費がガクッと下がります。
留学資金を作る人、借金を返してリセットしたい人にとっては、ほんとに追い風。
食事については現場によって差があります。ビュッフェの残りをお弁当にしてくれるところもあるけど、毎日だと1週間で飽きるのが正直なところ。
今の僕の現場は1食350円の食堂で、島のおばちゃんの手作り。栄養管理がされていて、結局これがいちばん続くし、体もラクでした。
→ 応募のときは「食事の形・料金」も基準にすると失敗しにくいです。
2) 普段できない体験ができる(離島や観光地の「暮らし」)

旅行じゃなくて、暮らしとしてその土地に触れられるのがリゾバの面白さ。
観光ではあまり行かないマイナーな離島で、のんびり島を一周してみたり。温泉地なら、仕事終わりに温泉に入る、なんて日常も。
僕が行ったのは、沖縄の西表島、箱根(強羅)、そして今は石垣島の近くの離島。
場所が変わると、生活のリズムや優先順位が変わるのを実感します。静けさが欲しい時期は離島、便利さが欲しいときは温泉地、みたいな。
3) 出会いが増える → 考え方の幅が広がる
現場にはいろんな人がいます。会社員を辞めて次の挑戦を始めた人、海外に行くために資金を貯めている人、定年後に「一度南の島で働いてみたかった」という料理人さん…。
そんな人たちと話していると、自分の中のスイッチがカチッと入る瞬間があるんですよね。
「自分ももう一回やってみようかな」という気持ちが、じわっと湧いてきます。
4) 全国どこでも働ける自由さ

案件は全国にあるので、行きたい場所から仕事を探すという選び方ができるのも魅力。
しかも基本、移動費は会社負担(社内規定あり)だから、うまく組めば実質「ほぼ無料でロングステイ」みたいなことも。
「次は海のそば」「冬は雪国」「夏は離島」と、季節で住む場所を変えるのもアリです。
ひと言まとめ:
リゾバの良さは「盛った話」じゃなくて、固定費が下がる現実と、暮らしを選べる自由。
その途中で、人との出会いや新しい景色が、少しずつ気持ちを前に押してくれます。
リゾバのデメリット
1) 労働時間が読みにくい/繁忙期はきつい
求人票に「実働8h」と書いていても実際は波があります。繁忙期は仕込みや片付けで+1〜2h、逆に閑散期は短縮で手取りが落ちることも。中抜けシフトだと拘束時間が長く感じやすいです。——要するに、増減前提で体力と家計を組むのが安全、という話です。夏は繁忙期の沖縄で働いて、冬は雪国に行けば繁忙期が続くので、稼ぐこと自体は全く問題ないです。
対処法
- 面談で実働の平均・残業の多い時期を具体的に聞く(「繁忙期は+1h」など)。
- 初週は勤務実績をメモ(出退勤・休憩・残業)。齟齬(そご)が出たら担当に相談することも検討。
- 初回は1〜2か月の短期で「お試し」。合えば延長、違えば切り替え。
2) 人間関係の当たり外れ

短期でも”職場=寮”のメンツになりがちで距離が近い。相性が悪いと生活音やルール感の違いが毎日に響きます。当たりの現場は心強いけど、ハズレだと長く感じるので注意が必要。——リゾバは人の濃さが仕事以上に効く、というのが僕の実感です。
対処法
- 「短期派遣」と割り切る心を用意しておく。
- 早めに担当へ共有(状況/相手/困り度)。配置転換や期間短縮の可能性が広がる。
- 現場で1〜2人の相談相手をつくる。孤立すると、不安も大きくなってしまうので。
3) 寮環境の差(快適〜不便の落差が大きい)


個室/相部屋・客室寮/アパート寮・Wi-Fi/洗濯/キッチンの組み合わせで快適さが大きく変わります。広い客室寮で快適な例もあれば、共有多めで気を遣う現場も。到着して聞いていた条件と違えば、早めに担当経由で調整が鉄則。
対処法
- 個室希望の場合は「絶対条件」で宣言しましょう。ここを曖昧にすると後でしんどい。
- 事前確認リスト:部屋タイプ/設備(Wi-Fi・洗濯・キッチン)/通勤所要/送迎の有無。
- 到着後、聞いていた条件と明らかな齟齬(そご)があれば、担当経由で早めに調整。
- 僕の場合は相部屋NG。ここを守るだけでメンタルの消耗が激減しました。
4) 島や田舎の生活コスト/交通費の負担

離島や田舎は物価や交通費が高くなっていることがあります。通販は到着が遅いのが基本。島外へ出ると移動代が地味に痛いので、必需品は赴任前に準備、現地は計画買いが基本。——結果、ムダな出費が減るのはメリットでもある。
体験メモ
- 西表島は島内バスが上下線1日4本。ホテルから港まで片道1時間かかることも。
- 離島はコンビニやドラッグストアなどは基本ありません。石垣島まで出ると往復の高速船代で出費が痛い。
- 結果、島の小さな商店で必要なものを買う方がトータルでは楽だった。
対処法
- 必需品は赴任前に準備。現地100均の有無は要チェック。
- 大物は事前発送、消耗品は計画買い。
- 通販は納期にゆとり(Amazonで10日〜2週間かかることも)。「今すぐ必要」なものは持参。
ひと言まとめ
・どの項目も「事前の聞き方+初週の動き方」でダメージを減らせる。
・絶対条件を2つ決める(例:個室寮/通勤15分以内)、他は柔らかく。
・合わなければ担当に相談 → 期間短縮 or 次へ切り替え。無理に抱え込まないのがコツ。
登録〜赴任の流れ
0) まずは比較(3〜5社)
グッドマンサービス/ダイブ/ヒューマニック などに複数登録。
→ 会社ごとに時給・前払い・寮条件・案件エリアが違うので、最初から一社に決めないのがコツ。
聞くことを決めておく
- 実働の平均/季節ごとの増減
- 寮:個室/相部屋、Wi-Fi、洗濯、キッチン
- 通勤時間/送迎の有無
- 食事:形(手作り/弁当/なし)・料金・回数
- 前払い:可否/上限/手数料/申請タイミング
1) 登録・面談
経歴と希望(職種・期間・寮・通勤)を整理。未経験職種も、やってみたいものがあれば担当者に聞いてみましょう。
体感メモ
- 40代は今までの経験がプラスに働くことも多い。
- 絶対条件(個室寮/通勤短め)を決めておいてとに言うと、話が早い。
2) 求人検索 → 応募 → 条件すり合わせ
複数案件を並べて、条件等を比較。迷ったら自分の優先事項で決定する。気になる案件があったらまずは応募。その後、担当者と面談して条件のすり合わせや不安事項の確認をします。
コツ
- 条件は文章で残す(通話だけにしない)。
- 不安点はその場でよく確認する(後回しにしない)。
3) 採用決定 → 準備
荷物は事前発送することも多いです。大きなものを送る場合は直接施設に送りましょう。移動プランは複数用意しておき、不測の事態にも対処できるように。
体感メモ
- 相部屋の場合は耳栓・アイマスクを常備が必要。睡眠の質が向上します。
- 客室寮だと洗濯が階移動で地味に疲れる。ランドリーバッグが正解。
4) 前日入り推奨(離島・雪国)
離島や雪国での勤務の場合、前日入りをおすすめします。夏の沖縄は台風が頻繁に通過します。本州と違って飛行機が動いてもフェリーが止まれば移動はできません。指定された到着日よりも前に現地入りしておきましょう。その際はホテルでもいいですが、安く泊まれるゲストハウスを利用することを考えてみてください。
コツ
- チケットは早割+変更可を選ぶと安心。
- 島は船の最終便を必ずチェック。
5) 到着 → 寮案内 → オリエン → 勤務開始
多くの場合、到着してから1〜2日で勤務開始。はじめは寮の案内やオリエンテーションをする会社もあります。初週は覚えることが多いので、メモをとりながら勤務していきましょう。
だいきの初週ルーティン
- 勤怠メモ(出退勤・休憩・残業)
- 動線メモ(忙しい時間帯の歩き方と順序)
- 人間関係メモ(相談できる人を1〜2人見つける)
失敗しないための「最終チェック」
自分が絶対に譲れない条件を整理しておきましょう。もし勤務を開始してから事前の条件と違っている場合、すぐに担当者に連絡して確認してもらいましょう。遅くなると対応できなくなることもあります。
- 個室寮:絶対条件として明言
- 通勤15分以内:送迎渋滞は体力を削る
- 食事の形・料金・回数:続くかどうか
- 前払いの条件:可否/上限/手数料
- 季節の実働:増減の幅(数字でもらう)
ひと言メモ
条件の優先順位は「人と住(寮・通勤・食)→仕事」。ここを外さないと、40代でも無理なく続けることができます。
準備チェック
荷物は可能な限り少なくしておきましょう。初めの時はいろいろ持って行ったほうがいいと感じるかもしれませんが、実際寮に以前勤務していた方の残置物があるのでそれほど困らないと思います。
まずは必要なものをリスト化して、最低限困らないようにしましょう。
まずは「必須」リスト(手続き系)
- 本人確認書類/健康保険証/マイナンバー確認書類
- 雇用契約の控え・派遣会社の担当連絡先(紙&スマホ両方)
- 印鑑/クレカ or デビットカード/少額の現金(初日〜数日分)
- スマホの回線プラン見直し(田舎や離島はWi-Fi弱めなことあり)
体感メモ:ATMが遠い現場もあるので、現金1万円〜2万円くらいは持っておくと安心。
日用品(「最小限+現地調達」が基本)
- 衣類3〜5日分(洗濯前提)/部屋着1セット
- 洗面/お風呂セット(詰め替えミニでOK)
- タオル2〜3枚/速乾タオル1枚
- 常備薬(胃腸/鎮痛/アレルギー/絆創膏)
体感メモ:詰めすぎても逆に使わないことが多いです。最初は軽く入って、必要なら後から送るか現地調達しましょう。
仕事系
- メモ帳・ペン(初週はメモ量が多い)
- 指定靴・インナー・スラックス等(滑り止めや黒無地などルール確認)
- 小さめの懐中電灯(早朝・夜勤や停電時に地味に便利)
洗濯まわり
- 洗剤(小分け)・洗濯ネット・ハンガー
- ランドリーバッグ(客室寮など階移動ある場合に楽)
体感メモ:客室寮で洗濯が階移動だと、ランドリーバッグの有無で疲れが変わる。
衛生・医薬
- 爪切り・体温計・マスク
- 虫よけ・虫刺され薬(離島/夏)
- カイロ・リップ・保湿(雪国/冬)
あると便利
- 延長コード/タコ足
- 室内サンダル
- 電気ポット or 電気ケトル(共有キッチンが遠い場合)
- 耳栓・アイマスク(相部屋・薄壁対策)
- PC/タブレット(学習や連絡に)
- モバイルバッテリー
体感メモ:耳栓・アイマスクで睡眠の質が安定=翌日の体力が全然違う。
地域別のコツ

リゾバで赴任する地域によって必要なものが変わってきます。あなたが赴任する場所によって持ち物を変えましょう。
離島
- 日焼け止め/帽子/防水バッグ
- (夏)水着・ラッシュガード/サンダル
- 通販は到着10日〜2週間も普通。計画買いに切り替え。
温泉地(箱根など)
- 折りたたみ傘/防寒具(冬)/滑り止め
- 送迎バスの時刻&渋滞は事前チェック(通勤時間=体力)
雪国
- 防水ブーツ/手袋/ニット帽/ヒートテック/厚手アウター
- 滑り止めつき靴で転倒防止。足元の快適さは仕事の集中力に直結。
荷造りのコツ(軽さ=自由)
- 「最初の1週間で必要」だけを手持ち。残りは後から発送。
- 圧縮袋は湿気が多い場所だとカビやすいので、長期保管は避ける。
- ガラス容器は割れやすい。詰め替え用パウチが安全。
発送・移動のコツ
- 重い物(洗剤・非常食・衣類の追加)は事前に寮へ発送(受取可否と名義を確認)
- 着日指定と連絡先を荷札に。
- 離島は船の最終便、雪国は天候で動く。前日入りが基本。
現地到着後の「初動」
- 寮設備の確認(Wi-Fi/洗濯/キッチン/ゴミ出し)
- 通勤動線の確認(徒歩・送迎・所要時間)
- 買い出しマップがあると便利(100均/ドラッグストア/ATMの位置)
- 初週はメモ(勤怠・動線・人間関係=相談できる人を1〜2人)
最終チェック(5つだけ)
- 個室寮かどうか(相部屋なら耳栓・アイマスク)
- 通勤15分以内 or 送迎の混雑具合
- 食事の形・料金・回数(続く味か)
- 前払いの可否・上限・手数料
- 季節ごとの実働の増減(数字でもらう)
ひと言: 荷物は軽く入って、必要なら送る。このやり方が、体力もお金もいちばん減らない。
向き不向き
リゾバをやってみて、リゾバに向いている人とそうではない人がいることに気がつきました。
ここでは僕が考える、向いている人と向いていない人を考えてみたので気になる方はご覧ください。
向いている人
- 目的がハッキリしてる(貯金/環境リセット/留学資金 など)
- 変化に前向き(土地・人・シフトが変わっても切り替えできる)
- 早寝早起きや立ち仕事が「まあ大丈夫」
- 挨拶と報連相ができる(長文じゃなくてもOK)
- 最低限の自炊・節約に抵抗がない(固定費を下げられる)
体感メモ:40代は「若さ」より安定感と約束を守る力が評価される。ここが噛み合うと、現場はすごくやりやすい。
向いていないかもしれない人
- 共同生活や生活音が強いストレス(相部屋/薄壁が苦手)
- 生活リズム固定派で中抜け/早朝/夜勤が厳しい
- 予定変更が大きな負担(繁忙・天候で動く現場は合わない)
- 暑さ寒さ・湿気・虫が壊滅的にダメ(離島・雪国は厳しいことも)
- 衝動買い&金銭管理が苦手(島外移動や通販で赤字化)
体感メモ:相部屋や薄壁は睡眠の質に直結。40代の体だと翌日に響く。ここは無理しないほうがいい。
グレーゾーンの「救済策」
向いていないと判断した方でも、勤務形態や仕事内容によっては問題ないので自身の絶対に譲れない条件を確認しておきましょう。
- 個室寮を最優先(絶対条件として宣言)
- 通勤15分以内 or 送迎の混雑少なめを選ぶ(体力の温存)
- 朝番×裏方(清掃/洗い場/調理補助)から入る(会話負荷と夜更かしを減らす)
- 1〜2か月の短期で「お試し」→ 合えば延長、違えば満了して切り替える
- 暑さ寒さが苦手なら春秋×内陸/温泉地で慣らす
体感メモ:条件は「絶対2つ+他は柔らかく」がちょうどいい。僕は「個室寮」「通勤短め」の2つだけ固定。
10問セルフチェック(YESいくつ?)
リゾバに向いているかそうではないかを確認するセルフチェックをご用意しました。自分がリゾバに向いているかを確認してみましょう。
- 新しい土地に少しワクワクする
- 目的(貯金/経験)が明確
- 早番や中抜けも「まあOK」
- 自炊・節約に抵抗なし
- 挨拶と報連相ができる
- 共同設備(キッチン/ランドリー)を問題なく使える
- 変化があっても切り替えが早い
- 体力づくりに少し取り組める
- 困ったら担当に相談できる
- 合わなければ「次へ切り替え」の覚悟がある
結果の目安
- 8〜10:かなり向いてる
- 5〜7:案件選び次第で十分いける(個室寮+通勤短め推奨)
- 0〜4:まずは短期×個室×朝番で「安全に試す」
ひと言まとめ
リゾバは向き不向き=環境×自分の条件の相性。
迷ったら「人と住(寮・通勤・食)→仕事」の順で優先しましょう。
合わなければ切り替えできるのが強み。まずは小さく試して、条件を1つずつ整えていけば大丈夫。
リゾバで得られるもの

貯金のしやすさ
固定費が下がるので、ふつうの生活よりお金が貯まりやすいです。繁忙/閑散の波はあるけど、食と住が安定していればトータルでプラスに寄せやすい。
僕の今の目標は、欲しいもの(PCや携帯、ドローンなど)を購入して、イタリアに1ヶ月ほど旅行にいくことです。そのくらいの貯金なら1年半くらいで溜まる計算です。予定金額150万円
暮らしの引き出し

離島・温泉地・雪国——場所が変わると、時間の使い方や優先順位も変わる。どこで自分が心地いいかが、だんだん見えてくる。
人・仕事の選び方が上手くなる
条件整理 → 複数比較 → 短期で試す → 合えば延長、のサイクルで、環境選びの筋肉がつく。40代でも全然間に合う。
体感メモ:僕にとっての収穫は、「続く環境」の見分けがついたこと。食事・個室・通勤、この3点が整うと、仕事も機嫌も安定した。
まとめ
リゾバは生活と仕事がセットになった働き方。40代からでも挑戦でき、短期×個室寮×通勤短めで始めれば安心です。優先は「人と住(寮・通勤・食)→仕事」。事前確認と初週の行動で失敗は防げます。固定費を下げながら、離島や温泉地など自分に合う場所で働けば“続く暮らし方”に変わる。合わなければ次へ切り替えOK。リゾバは挑戦よりも、人生を整えるための現実的な選択肢です。
- リゾバは生活と仕事がセットの働き方。
- 40代からでも普通にいける。まずは1〜2か月の短期×個室寮×通勤短めで「安全に試す」。
- 優先は「人と住(寮/通勤/食)→仕事」。合わなければ担当に相談 → 切り替えでOK。





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