調理人に、自己中心的な人が多いシンプルな理由

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

調理人に自己中心的な人が多いシンプルな理由は、
同じ業界で長く勤めているが故に世間を知らなすぎることが原因です。

私も26年間飲食業に携わっていたので、
嫌というほど自己中心的な人を見てきました。

とは言っても、そんな私も30歳でお店を持って勘違いしたこともある。
自分がどこか中心にいる感覚。

ただ小さいお店のなかで、お店を管理するだけの立場なのに
何か偉くなった気がしていた。

飲食店で勤務したことがある人なら、
なぜか偉そうに命令してくる調理師の人を見たことがあるでしょう。

私も今までたくさん見てきました。

・自分の思う通りに仕事がいかないと癇癪(かんしゃく)を起こす料理長
・同僚のミスをいつまでも責め立てる上司

そんな人を見たことないですか?

なんでそんなことになるのか?
それはお店の中という狭い空間の中で、
調理人やスタッフの世界が出来上がってしまうから。

お客様は、その空間に立ち寄った文字通り
「お客様」
でしかないんです。

料理を食べて、時間が経ったらその空間からはいなくなってしまう。
それからはまたいつもの狭い空間に戻る。

それを年間300日繰り返す。

調理人はその空間のトップにいるので、
何か気に入らないことがあれば、気分のままに当たり散らす。

今でこそパワハラなどと言われることを考え、
言葉こそ綺麗になっても、根っこの部分は変わらない。

そんな空間の中で数十年過ごしていれば自己中心的な人間ができて当たり前。

私はそんな飲食業を抜けて、本当に良かったと思っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました