こんにちは、だいきです。
今、この記事を読んでいるあなたは「自己破産すべきか、それともまだ返せるのか」という判断に迷っているんじゃないでしょうか。
僕も4年前、700万円の借金を抱えて同じように悩んでいました。
毎月の返済に追われて、夜も眠れない。そんな日々が続いていたんです。
結論から言うと、僕は自己破産を選びました。
でも、振り返ってみると「借金額だけ」で判断したわけじゃなかったんですよね。
年齢、健康、そして将来のことを考えた上での決断でした。
今回は、僕の経験を踏まえて「いくらの借金なら自己破産を考えるべきか」という判断基準を、40代独身という立場からお伝えしていきます。

この記事で分かること
借金額別の判断基準(40代独身)
- 100〜200万円 → 自力返済
- 200〜400万円 → 任意整理
- 500万円以上 → 自己破産を検討
僕が700万円で自己破産を選んだ理由
- 任意整理では月10万円の返済
- 40代から5年以上返済に追われるリスク
- 将来を考えた時の決断
判断前にやるべきこと
- 収入と支出の見直し
- 専門家への相談(必須)
※あくまで僕の体験談です。最終判断は専門家に相談してください。
【結論】借金額別の判断基準
まず、結論から書いていきます。
ただし、これはあくまで「40代独身」という条件での話です。
家族がいる場合や、持ち家がある場合は状況が変わってくるので注意してください。
100〜200万円:自力返済を目指す

この金額なら、自己破産は考えなくていいと思います。
確かに今の生活を維持しながらの返済は厳しいかもしれません。
でも、生活スタイルを変えることで2年程度で完済できる範囲なんです。
具体的な方法
僕がおすすめするのは、リゾートバイトや住み込み仕事です。
実際、僕もリゾバをやっていた時期がありますが:
- 宿泊費ゼロ
- 食費もほぼゼロ
- 月15万円くらい貯金できた
もちろん、仲間と飲みに行ったりする出費もあるので、実際には月10万〜12万くらいになることもありました。
でも、2年続ければ240万〜288万円貯められる計算です。
100万円の借金なら、1年もかからず返せるかもしれません。
確かに簡単な道のりではないです。
でも、自己破産という大きな決断をする前に、まずはこういった方法を試してみる価値はあると思うんです。
200〜400万円:任意整理を検討

この金額になってくると、自力での完済はかなり厳しくなってきます。
でも、いきなり自己破産を選ぶ必要もないんですよね。
任意整理とは?
任意整理というのは、弁護士や司法書士が債権者と交渉して:
- 利息をカット
- 返済額を減らす
こういった方法です。
全額免除にはなりませんが、2〜3年かけての返済計画を立てることができます。
具体例
例えば、300万円の借金が利息カットで250万円になったとします。
そうすると:
- 月7万円の返済
- 3年で完済
この計算になります。
僕の場合、最初は任意整理も考えたんです。
でも、結果的に自己破産を選んだ理由については、後ほど詳しく書きます。
任意整理について、もっと詳しく知りたい方は
👉【関連記事】債務整理は終わりじゃない。40代から再起した僕の体験談
任意整理が自分に合っているか、専門家に相談してみることをおすすめします。無料で相談できる窓口もあります。
500万円以上:自己破産を真剣に考える
ここまで来ると、自己破産を真剣に検討した方がいいと僕は思います。
特に40代という年齢を考えると、健康面のリスクも無視できないんですよね。
僕が自己破産を選んだ理由
僕自身、700万円の借金を抱えた時点で自己破産を選択しました。
当時42歳。
仮に任意整理で5年かかるとしたら47歳です。
その5年間:
- 毎月10万円以上の返済
- まともな生活ができるのか
- 正直、自信がなかった
これが僕の判断でした。
なぜ僕は700万で自己破産を選んだのか

ここからは、もう少し個人的な話をさせてください。
任意整理じゃダメだった理由
実は、僕も最初は任意整理を考えていました。
「全額免除してもらうのは申し訳ない」
そんな気持ちもあったんです。
でも、弁護士さんに相談して計算してもらったところ:
- 任意整理でも月々10万円近くの返済
- 当時の収入では現実的じゃなかった
それに、任意整理は「利息カット」が中心です。
元本はほぼ残ります。
700万円の借金が、600万円くらいにしかならないとしたら、5年以上返済に追われることになります。
これが僕にとっての現実でした。
40代という年齢が決断を後押しした
もし20代や30代前半だったら、任意整理を選んでいたかもしれません。
でも、42歳という年齢を考えると:
- これから5年、10年と返済に追われる
- 正直きつすぎる
そう思ったんです。
健康面のリスク
40代になると健康面のリスクも出てきます。
僕も飲食業で26年働いてきましたが、体力的にも限界を感じていました。
もし返済中に体を壊したら?
そう考えると、リスクが大きすぎたんですよね。
将来を考えた時の判断
自己破産を選んだもう一つの理由は、「これからの人生」を考えたからです。
2つのシナリオ
A:任意整理で5年返済 →47歳、48歳でようやく借金から解放 →そこから老後の貯金?
B:自己破産で今リセット →42歳から借金のない人生 →残りの人生を自由に
長い目で見たら、Bの方が良い選択だと思ったんです。
もちろん、自己破産にはデメリットもあります。
クレジットカードが作れなくなるとか、ローンが組めなくなるとか。
でも、そもそも借金で苦しんでいる状態で、新たにローンを組む必要があるのかって話なんですよね。
自己破産の詳しい手続きや、良かったこと・悪かったことについては
👉【関連記事】40代で自己破産した僕が感じた、よかったこと・悪かったこと
判断する前にチェックすべきこと
ここまで読んで「自己破産しかない」と思った人も、その前に確認してほしいことがあります。
本当に返済不可能か、もう一度見直す
まず、冷静に数字を見てみてください。
チェックリスト
- 毎月の収入はいくらか
- 固定費(家賃、光熱費など)はいくらか
- 削れる支出はないか
意外と、スマホ代や保険料など、見直せる部分があったりするんです。
僕の場合、東京での生活費が高すぎたので、地方移住という選択をしました。
専門家に相談する(これは絶対)
一番大事なのは、専門家に相談することです。
なぜ専門家が必要か
僕も弁護士さんに相談するまで、「自己破産しかない」と思い込んでいました。
でも、実際に話を聞いてもらって:
- 任意整理という選択肢
- 個人再生という選択肢
これらがあることを知りました
その上で、自分の状況を客観的に見てもらって、「あなたの場合は自己破産が適切です」と言われたことで、決断できたんです。
一人で悩んでいても、答えは出ません。
おすすめの相談窓口
債務整理の相談は、以下のような窓口で無料で受けられます。複数の窓口に相談して、自分に合った専門家を見つけるのも良い方法です。
イストワール法律事務所
アース司法書士事務所
まずは気軽に相談してみることが第一歩です。電話やメールで無料相談ができるので、一人で悩まず、専門家の力を借りてください。整理Q&A完全版
自己破産後の生活:意外と普通に暮らせる

最後に、「自己破産した後ってどうなるの?」という疑問にも答えておきます。
正直、思っているほど生活は変わりません。
僕の今の生活
東京から大分県へ移住して:
- バイトを2つ掛け持ち
- 週4〜5日働く
- 月の生活費は10万円以下
都会の時よりずっと余裕がある生活です。
クレジットカードは?
クレジットカードは使えませんが、デビットカードで十分代用できます。
むしろ、借金のプレッシャーから解放されたことで、精神的にはすごく楽になりました。
夜も眠れるようになったし、将来のことを前向きに考えられるようになったんですよね。
自己破産後の3年間でどう変わったかを詳しく書いています
👉【関連記事】【体験談】債務整理後の生活はこう変わった!地方移住で見つけた新しい人生
まとめ:あなたに合った選択を

ここまで、僕の経験を踏まえた判断基準をお伝えしてきました。
もう一度まとめると
- 100〜200万円:自力返済を目指す
- 200〜400万円:任意整理を検討
- 500万円以上:自己破産を真剣に考える
ただし、これはあくまで一つの目安です。
あなたの収入、年齢、家族構成によって、最適な選択は変わってきます。
大事なのは
- 一人で悩まない
- 専門家に相談する
- 前を向いて行動する
これだけです。
僕自身、4年前の自己破産が新しい人生のスタートになりました。
あなたも、きっと道は開けます。
諦めないでください。
一人で悩まず、まずは専門家に相談を

借金の問題は、一人で抱え込んでいても解決しません。
僕自身、専門家に相談したことで「自己破産という選択肢がある」ことを知り、人生をやり直すことができました。
相談は無料です
多くの法律事務所や司法書士事務所では、初回相談を無料で受け付けています。
「相談したら依頼しないといけないのでは?」と心配する必要はありません。
まずは話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になるはずです。
今すぐ相談できる窓口
あなたの未来は、まだ変えられます。
まずは一歩、踏み出してみてください。






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