
人生の中で「行動することの大切さ」はよく聞く言葉ですが、実際に動いてみて初めて分かることってたくさんあります。
今日は、僕がこれまでの移住や海外での経験を通して感じた「動くことの価値」について書いてみようと思います。
沖縄に住んで初めて気づいたこと
今、僕は沖縄の離島でリゾートバイトをしています。
「沖縄」と聞くと一年中あたたかいイメージを持つ人も多いと思いますが、実際に住んでみると冬は意外と寒いんです。
僕は宮城県出身で、その後26年間を東京で過ごし、大分に移住しました。
それまで「九州や沖縄は常夏」と信じていた僕にとって、沖縄で迎える冬はちょっとしたカルチャーショックでした。
実際にその土地に住んで、風や匂い、気温の変化を肌で感じてみて初めて「本当の季節」を知る。
頭で理解するのではなく、自分の体で体験して気づくことに価値がある。
そう感じたのが、沖縄での暮らしでした。
イタリアで経験した「本物」との出会い

20代の頃、僕は1年間イタリアに滞在し、現地のレストランで料理を学びました。
それまで日本で10年近くイタリア料理を続けてきましたが、現地で感じた“本物”はまるで別世界。
イタリアの人たちは「郷土料理」への誇りがとても強く、隣の地域の料理すら作らないほど。
同じ「ペペロンチーノ」でも、北と南では味も作り方も大きく違っています。
そんな文化の違いに触れるたびに、料理の奥深さと「土地に根ざす生き方」を学びました。
日本で学んでいた知識も決して無駄ではなかったけれど、
やっぱり現地で感じた“本物の空気は、どんな本や講習でも得られないものでした。
発信を通して見えた「もう一つの世界」
今は音声配信やブログ、X(旧Twitter)など、いろいろな媒体で発信をしています。
発信を始めて気づいたのは、「受け取る側」と「発信する側」とでは、見えている世界がまったく違うということ。
たとえば、誰かの極端な発言や挑戦的な投稿を見て「なんでこんなこと言うんだろう」と思っていたけど、
自分が発信する立場になると、その“背景”が少し見えてきます。
迷惑系YouTuberなんてその最たる例です。
多くの人に見てもらいたいからと言って、過激なことを繰り返すのも発信側に回ると分かる部分があります。
もちろんやりすぎるのはいけないと思いますが。
人に見てもらうこと、届けることの難しさ。
そして、その過程で得られる「人の反応」という生きた学び。
SNSを通じて感じることも、やっぱり「動いたからこそ分かる」ことなんですよね。
動くことでしか得られない価値
沖縄での暮らしも、イタリアでの修行も、SNSの発信も。
それぞれの経験に共通しているのは、「実際にやってみたからこそ分かった」ということ。
どれも机の上で考えていた頃とは違う“本物の気づき”を与えてくれました。
動くことには、結果以上の意味がある。
その体験が、後の人生のどこかで必ず自分を助けてくれる。
だから僕はこれからも、自分のペースで動き続けていきたいと思っています。
まとめ
「行動すること」は、何か大きな挑戦を意味するわけではありません。
住む場所を変えてみる、知らない人と話してみる、少し違う選択をしてみる。
その一歩が、新しい気づきや価値を連れてきてくれる。
動いたからこそ分かること。
それは、誰かに教えられるものではなく、自分で経験した人だけが手に入れられる財産だと思います。
🖋️あとがき
こうして文章にしてみると、改めて「経験は積み重ねるものじゃなくて、感じ取るもの」だなと思います。
今後も、音声配信とブログの両方で、感じたことを言葉にしていけたらと思っています。
📻 音声でも話しています
今回のテーマ「動いたから分かることに価値がある」については、
僕の音声配信チャンネルでも少し深掘りして話しています。
文字とはまた違う“声の温度”で感じてもらえたら嬉しいです。
👉 🎙️ 40代からの再スタート|だいきの音声チャンネル


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